老犬がご飯を食べない!高齢期は仕方ないの?原因と対策

愛犬、愛猫の「ご飯食べない」にお悩みの方、専門カウンセラーがご相談承ります。

老犬 犬も人と同様に老化が進むと、内臓機能や代謝が低下します。高齢期の始まり(大型犬なら5〜7歳 / 小型犬なら7〜10歳)では運動量の減少で太りやすくなりますので、カロリーを控えめにした食事が適していると言われています。しかし、さらに高齢(ハイシニア)になると消化能力の低下と食事量の減少で逆に痩せやすくなると言われています。このような変化に合わせて体重減少がみられる場合は高カロリーで消化吸収の良いハイシニア用ドッグフードに切り替え、様子を見るようにしましょう。

食事量の減少は高齢になると仕方のないことではあります。しかしながらドッグフードをほとんど食べない、またはまったく食べないとなると注意が必要です。食欲の低下は病気の初期症状であることが多く、早めに病院を受診することをおすすめします。

犬がご飯(餌)を食べない!何日まで様子見で大丈夫?考えられる病気とは?

老犬がご飯を食べない場合、次のことを試してみましょう

病院で異常無しと判断されたのに、やはり食べない場合どうすればよいのでしょうか。 高齢になると嗅覚、味覚の衰えや常用薬の影響で食事の嗜好性が低下することがあります。いつも食べていたドッグフードを食べない場合、次のことを試してみましょう。

  • ドライフードを温めて嗜好性を上げる。詳しくは次の記事を参考にしてください。
    ドッグフードのにおいが原因?犬がご飯を食べない時の対処方法まとめ
  • ドライフードをお湯でふやかしてみる。(嗜好性と同時に食感や消化もよくなる)
  • ウェットフードに変えてみる。(一般的にドライフードよりウェットフードの方がニオイが強く、食いつきが良い。また消化にも良い)


また、犬は甘味を感じることができ、「サツマイモ」や「りんご」など甘い食べ物をトッピングすることで食欲が増し食いつきが変わる可能性があります。(ただし、「ぶどう」など犬が中毒を起こす可能性がある食材でないことをしっかりと確認するようにしましょう)
このように食事の内容を変えながら食いつきの変化を観察しましょう。

トッピングの注意点として1日の摂取カロリーを大幅に超えないように注意しましょう。近年の研究から脂肪細胞が産み出すホルモンの影響により様々な病気が引き起こされることが確認され、肥満そのものを病気とする考え方が強まっています。次章ではボディコンディションスコアから愛犬の適正カロリーを考えていきましょう。

老犬に適した食事量

犬のボディコンディションスコア

(図1)環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」より引用

適切な食事量を一概に示すことは難しいですが、図1の犬のボディコンディションスコアを参考に中程度の理想体重(BCS3)を考えてみましょう。たとえば小型犬であるトイ・プードルの適切な体重が3kg程度であると判断する場合、次の計算式で高齢犬の1日のカロリーを導くことができます。

  • (安静時のエネルギー要求量)RER = 30×体重(kg)+70
  • (1日当たりのエネルギー要求量)DER = RER×1.4

(安静時のエネルギー要求量)RERは
160kcal = 30 × 3kg + 70
となります。
さらに、そのライフステージと活動量から(1日当りのエネルギー要求量)DERを求めます。DERを求める計算式は、DER=RER×1.4ですから、

(1日当りエネルギー要求量)224kcal
となります。

エネルギー要求量について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。 犬の肥満、ダイエットのご相談。コーギー編

お使いのドッグフードのエネルギー表と見比べて食事量を調整してください。ただし、これはあくまでも理論値です。計算によって求めた値でひとまず給餌し、状態を観察しながら量を調整する必要があります。 一般的に高齢になると運動量が減少し太りやすくなるので、カロリーを控えめにした食事が適しています。しかし、さらに歳をとると消化吸収能力が低下し食事量も減少するため、逆に体重が減少する傾向があります。このような変化に合わせ、高カロリーでかつ消化吸収の良いフードを与える等の調整が大切です。

ウチの愛犬はどうなの?と思われた方はドッグフードの給餌量相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

水を飲んでいるかもチェックしましょう

水分は体重1kgあたり約50ml必要と言われています。しかし多尿や下痢、嘔吐また体温の上昇等により通常より多くの水分を必要とする場合があり、注意が必要です。
特に肥満や高齢になることにより活動量が低下したり、気温の変化から水を飲む量が少なくなると、尿が濃くなり、尿路結石ができやすくなります。

次のような症状があればかかりつけの獣医師に相談することをお勧め致します。

  • 頻繁に尿をする
  • トイレ以外のところでもおしっこをしてしまう
  • 尿に血が混じっている
  • 尿をする時痛がる

高齢になったらシニア用フードを食べさせた方がいいの?

高齢期の始まりでは(大型犬なら5〜7歳 / 小型犬なら7〜10歳)運動量の減少で太りやすくなりますので、カロリーを控えめにした食事が適していると言われています。しかし、さらに高齢(ハイシニア)になると消化能力の低下と食事量の減少で痩せやすくなると言われています。このような変化に合わせて体重減少がみられる場合は高カロリーで消化吸収の良いハイシニア用ドッグフードに切り替え、様子を見ることが大切です。

老犬はステージ1(シニア初期)、ステージ2(ハイシニア/超高齢犬)とライフステージが分けられます。

ステージ1(シニア初期)…体の変化は少ないものの活動量の低下から太りやすくなる。カロリー控えめのシニア用ドッグフードが適している。

ステージ2(ハイシニア期)…体の内と外の変化が見られ消化能力の低下、食事量の減少から痩せやすくなる。高カロリーで消化吸収の良いハイシニア用フードが適している。

また、ミネラルの一種である「リン」の過剰摂取が腎臓病の進行を早めることが知られています。腎臓病は高齢犬に多く、症状が現れないまま進行します。よってシニア初期からは比較的「リン」の含有量が少ないフードを選択することも必要です。その他、高齢期の筋肉減少を予防するためタンパク質の含有量が多いフードが一般的に推奨されます。ただし高齢期疾患(たとえば腎臓病など)への配慮との兼ね合いにより給餌の前には獣医師の判断を仰いで頂いたほうがよい場合があります。

ドッグフード選びのご相談も受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。


シニア期の年齢はパートナーによって異なります。大切なことは愛犬の様子を日々観察し、その変化を見落とさないようにするということです。
高齢期のサインが見え始め心配に思うことがあれば、お気軽にご相談ください。

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